Google:パンダアップデートとペンギンアップデート

Googleは過去2回、大きな検索アルゴリズムの変更を行っています。
これが「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」です。
~ 目次 ~
- 検索エンジンは日々進化
- パンダアップデート
- ペンギンアップデート
- 2つのアップデートの違い
検索エンジンは日々進化
Googleの検索結果は、サイトへのアクセスの生殺与奪を握ってます。
検索のアルゴリズムは日々進化しており、過去に通用したSEO対策が通用しなくなることもしばしばです。
これの大きな変更が「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」と呼ばれるものです。
パンダとペンギン、実に可愛らしい動物ですが、これが実施された時には、日本中のSEO業界(特に悪質な人達)は阿鼻叫喚の巷と化しました。
具体的に内容を見ていきましょう。
パンダアップデート
2011年2月に実施されました。
大幅な検索基準の変更で、全検索結果の約12%がガラッと入れ替わりました。
以下のようなページが大幅に順位を下げられました。
- プログラムによって自動生成された無意味なページ
- 特定のキーワードやフレーズを多用した悪質な誘導ページ
- 他者の内容をコピーしたページ
ペンギンアップデート
2012年4月に実施されました。
所謂「ブラックハットSEO」の排除が目的です。
以下のようなページが大幅に順位を下げられました。
- SEOだけを目的とした自作自演の被リンクがあるページ
- 無意味なリンク集だけのページ
- 隠しテキストや隠しリンクがあるページ
- コンテンツとは無関係のキーワードを詰め込んだページ
- ディスクリプションにコンテンツとは関係ない内容を記載したページ
2つのアップデートの違い
さて、この2つのアップデート、
- パンダ:コンテンツの内容が焦点
- ペンギン:SEOの手法が焦点
これが違いと言えるでしょう。
そして、このアップデートから言えることは、単純に「ズルは通用しないよ」ってことですね。
検索上位に表示されるには、
価値があるコンテンツを作ること。
正しいコードを記述し、サイト構造を最適化すること。
この2つを追求していくことです。