レスポンシブデザイン

パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレットからでも見やすいホームページを制作する技術です。 制作にはCSSの特別な知識が必要となります。
スマートフォンユーザーの増加に合わせて

現在、スマートフォンやタブレットが急激に普及しており、インターネットユーザーの5割以上がスマフォやタブレットからネットに接続しています。この趨勢は今後も拡大していくと思われます。
従来のパソコン用に最適化されたホームページだとスマ-トフォンなどの小さな画面からはとても見づらく、世の中の趨勢に合わせてホームページもスマフォユーザーに対応する必要があります。
ただ、パソコン用とスマフォ用の2つのホームページを用意するのはコスト的にも厳しいので、現在は見る側の画面サイズに応じてレイアウトを変化させる「レスポンシブデザイン」が主流となりつつあります。
レスポンシブデザインとは?

レスポンシブデザイン、具体的にはどういうものか?
このホームページもそうですし、文部科学省、富山大学のWEBサイトなどもレスポンシブデザインです。
パソコンで見ている方は試しにブラウザの幅を狭めたり広げたりしてみてください。ブラウザの横幅に応じてホームページのレイアウトが切り替わるのが分かると思います。
たとえば文部科学省のホームページは三段階に切り替わります。
「パソコン用レイアウト」
「タブレット用レイアウト」
「スマートフォン用レイアウト」
この3パターンですね。
つまり、スマートフォンで見る人にはスマートフォン用、パソコンから見る人にはパソコン用、それぞれの画面幅に応じて見やすく自動変形するのがレスポンシブデザインなのです。
SEO対策(検索エンジン対策)にも最適

世界の検索最大手であるGoogleは2015年4月21日より、スマートフォン利用に最適化されたホームページが、モバイル端末(スマートフォンやタブレット)の検索結果で優遇されやすくなるように変更しました。
日本の検索はYahooとGoogleの2つが大手ですが、YahooはGoogleの検索プログラムを使っているので、実質Googleの基準で検索のランクが決まってしまいます。
つまり、今後はスマートフォン対応していないホームページはアクセス的に不利になってくるということです。